済寧任城区:国慶節の雰囲気に溢れ　どこでも「中国紅」

色とりどりの秋、最も眩しいのは「中国紅」だ。国慶節を前に、済寧市の任城区では、街のあちこちに「中国紅」が飾られている。全区各地で次々と祝日の「晴れ着」をまとい、様々な行事で国慶節を迎えている。

朝早くから、済寧市任城区済陽街道(エリア)南門社区(コミュニティ)に住んでいる高齢者の趙苒玲さんは、 格別に嬉しそうだった。朝食後、彼女はきりっとした短髪を整え、事前に用意した材料を持って出かけた。

毎年、天安門広場の「巨大花籠」は、国慶節の目玉だ。この人気に便乗し、今年の済陽街道(エリア)も「小花籠」を設置する予定だ。趙苒玲さんは社区(コミュニティ)で編み物技術が最も熟練した高齢者として、誰にも譲らずに今日の「花籠の先生」となった。簡単な説明とシミュレーションの後、趙先生の指導のもと、学生たちは作業を始めた。最初は笑いのネタが次から次に現れたが、徐々に「水を得た魚」のように順調になり、綺麗な小花籠がみんなの手でだんだん形になってきた。

「家に帰ったら、私たちも花籠に野菜や果物を詰めます。国の巨大花籠には『みんな』の繁栄が詰まっていて、私たちの小花籠には『我が家』の幸せが詰まっているんです。」と住民の王おばさんは嬉しそうに言った。

同じく手作り作品でも、観音閣街道(エリア)後営社区(コミュニティ)では、手描きの提灯がお祝いムードを盛り上げるだけでなく、祝日にロマンチックな雰囲気を添えている。

イベントの現場では、スタッフが子供たちに提灯の歴史のルーツ、奥深い寓意、提灯を描く技術と配色の方法を紹介し、その後、保護者に付き添われて、子供たちは絵筆を手にして、個性と想像力に満ちた絵を描いた。

「この提灯は私が手作りしたもので、他にはないものです。自分は、この小さな提灯のように、光となって国を少しでも明るくしたいと思っています」とイベントに参加した子供の李銘洋さんは言った。

南苑街道(エリア)は、写真撮影で赤い愛国心を永遠に記録した。

この二三日、南苑街道(エリア)南池社区(コミュニティ)は格別に喜ばしい雰囲気に溢れている。広場でも公園でも小さな店舗でも、色鮮やかな国旗が翻っている。社区(コミュニティ)のスタッフとボランティアは小さな国旗を手に管轄区域を行き来し、「国旗と一緒に写真を撮ろう」とみんなを誘った。社区(コミュニティ)合唱隊から管轄内の不動産管理業者、新業態の従事者まで、予備党員から在党年数の長い党員まで、高齢者から青年世代、幼児まで...みんなは次々に国旗と同じフレーム内に収まり、様々な創意工夫で国旗と一緒に写真を撮り、祖国に告白をした。

阜橋街道街道(エリア)では、10メートルに及ぶ長巻がゆっくりと広げられ、新劉荘社区(コミュニティ)の子供たちは絵筆を手にして、地面に座り、祖国への美しい祝福を描き始めた。

飛龍からインスピレーションを得て、祖国の急速な発展と日進月歩への誇りを絵にする人もいる。牡丹に思いを寄せて、祖国の繁栄、国家の安泰、国民の平穏な暮らしを意味する満開の花を描く人もいる。万里の長城や天安門などのランドマークを描き、祖国の悠久の歴史と輝かしい文化への敬慕を表す子供もいる。さらに、国旗、ロケット、飛行機など、カラフルで童心あふれる絵が絡み合い、生き生きとした、調和のとれた、希望に満ちた絵巻が形成されている。

村で、都市で、街頭で、路地裏で。 済寧任城では、「中国紅」が人々の心に映っている。家々に灯火が輝き、万家団欒する夢を描く。 この国慶節に、私たちは美しい国土、祖国の繁栄、山河の永存、国家の安泰、国民の平穏な暮らしを心から願う。